ポーカーにおける標準的なバンクロール管理の方法
こんにちは。Youtubeでカジノちゃんねるを運営しておりますmuuuuuuと申します。ポーカーにとってバンクロール管理は最も重要なスキルと言われております。テキサスホールデム初心者、中級者の方はほとんど意識したことはないのではないのでしょうか。そんな方のため、カジノちゃんねるでは海外で一般的な考え方となっているバンクロール管理の基礎について記事にまとめてみました。
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目次
1. バンクロール管理とは
2. ボーナスとバンクロール
3. バンクロールの目安と制限
4. バンクロールを構築する
5. バンクロール構築の例
6. 期待値の管理
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バンクロール管理とは
バンクロール管理とは、ポーカーの軍資金を管理することです。 ポーカーには、戦術や確率やアイデアなどの重要なパラメーターがありますが、その中でも、最も重要なスキルのひとつです。
バンクロール管理の目的
バンクロール管理の目的は、あなたがプレイする資金を保つことです。 そして、バンクロール管理は、金額に依存しないため、初心者からプロまで必要となるスキルになります。あなたがオンラインサイトに振り込んだお金は、大切な資金です。 何回もオンラインサイトに軍資金を投入されている方は、バンクロール管理ができていないといえます。一方、一度振り込んだ資金で長くプレイしている方は、バンクロール管理ができている証拠です。バンクロール管理をうまく使えば、利益を増やせることができます。例えば、下図のように、バンクロールが5千円から1万円に到達することができたら、サイトに5千円を残し、残りの5千円を出金することで利益を確保することができます。
出金せずとも、そのまま利益を軍資金として使えば、ステークスを上げることも可能になります。バンクロール管理は利益確保だけでなく、あなたのステップアップにつなげることもできるのです。
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ボーナスとバンクロール
実は、オンラインポーカーサイトに精通している場合、初回入金時に大幅にバンクロールを増やすことができます。ほとんどのサイトにはサインアップボーナスというサービスがございます。一定の入金をすると、幾分か還元されるというサービスです。本ブログでも、PokerStarsの$30フリーロールプレゼントに関する記事を作成しているので、ご参考ください(こちら)。
因みに、理想的なスターティングバンクロールを先に伝えますと、「ひとそれぞれ」です。ただし、失ってもいいお金以上を預けないことを強くおススメします。稀に、借金してまでギャンブルをされる方を見ますが、ギャンブルを楽しめないどころか、周りへ迷惑をかけてしまい社会的地位をなくしてしまう人がいます。本末転倒なので、絶対にしないことを誓ってください。そのような末路にならないためにも、バンクロール管理を覚えましょう。バンクロール管理の基本さえ覚えれば、バンクロールは自然と成長していくので、ご安心ください。
バンクロールの目安と制限
キャッシュゲームの場合
キャッシュゲームのバンクロールは、経験則的に、20-30回のバイインができるようにしましょう。例えば、下図のようにバイイン$4とするとアカウントにあるべきお金は少なくとも$80となります。バイイン$10とすると、バンクロールは少なくとも$200としてください。バンクロール管理で大事なことは、あなたに余裕を持たせることです。
また、セッションに制限を設けることも大事です。セッションとは、1度に通しで行うプレイ単位のことを指します。セッションに制限を設けるメリットは、利確と損切りを明確に決めれることです。例えば、よくある例として、偶然勝ちが続くホットストリーク中は、多くのプレイヤーが自分の実力で勝っていると思い込みがちです。そのような状況で、予めセッションに上限を設けていないと、終わるタイミングを失って、利益の一部を浪費することに繋がりやすいです。さらに怖いことに、利益の一部を取り返そうとプレイを続けた結果、負け越し、損切りができなくなることもあるのです。そうなると、ティルトモードに突入してしまうため、大きなバンクロール事故につながってしまいます。そうならないためにも、事前にセッションに制限を設け、勝つときはきっぱりと止め、負けたときは潔くあきらめることを心がけましょう。標準的なセッションの制限回数は、1回のセッションでバイイン2回分勝ったら利確し、2回分飛んだら損切りしましょう。私の場合は、1回勝ったら利確、1回負けたら損切りを推奨しております。関連動画は以下になります。
トーナメントの場合
MTT(マルチテーブルトーナメント)の場合、バイイン(エントリー)は、バンクロールの2%が目安になります。例えば、エントリーが$10必要であれば、必要なバンクロールは少なくとも$500となります。同様なことが、Sit & Goでも言えます。
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バンクロールを構築する
それでは、あなたに最適のバンクロールを構築していく作業に入りましょう。最も懸命にバンクロールを構築するためには、いくつかの要素があります。
- ステークス
- ゲームの種類
- 投資収益率(ROI)
- コンフォートレベル
ステークス
ステークスとは、投資金のことで一般的にバイイン金額のことを指します。そして、高いステークスをプレイするには大きなバンクロールが必要となるため、ステークスを大きくするときは、バンクロールも比例して大きくする必要があります。例えば、ステークスを50NLから200NLにすると、バンクロールは4倍の金額が必要になります。
ゲームの種類
2つ目のパラメータは、ゲームの種類です。キャッシュゲーム、トーナメント、ターボ等、ポーカーにはさまざまな種類のゲームがあります。そのゲームにおける運の分散が高いものほど大きなバンクロールが必要となります。分散とバンクロールの大きさの関係を表した下表をみると、キャッシュゲームが分散が小さく、ターボが大きいことがわかります。理由は、ストラクチャーが浅くなっていくほど、量をこなせないので分散が顕在化するためです。ゲームの種類に合わせて、バンクロールを構築しましょう。
投資収益率(ROI)
投資収益率とは、簡単にいうと、費用対効果であり、ビジネスパーソンは頻繁に耳にしたことがあると思います。ポーカーでは、投資収益率を100ハンドあたり何BB増えたかで表します(〇〇BB/100ハンド)。これは、手動で管理するのは困難のため、有料トラッキングサイトに頼った方が良いです。オススメは、PokerTrackerかHold’em Managerです。
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ROIは、各ステークスを上げるときの判断材料にしましょう。サンプルハンド数が多ければ多いほど、確実な判断に繋がります。
コンフォートレベル
コンフォートレベルとは、精神的に心地よいバンクロールは人それぞれ異なるということを意味します。自身のコンフォートレベルを認識するよう努力しましょう。例えば、通常の3倍のバンクロールでプレイして、良い結果が出る人と、悪い結果が出る人に分かれます。慎重な人は良い結果がでるかもしれませんが、バンクロールが大きいことによりプレイがルースになったり、ミスが目立つような人は悪い結果になります。その場合、バンクロールを下げ、自身のコンフォートレベルに合ったバンクロールが必要になってきます。
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バンクロール構築の例
それでは、具体的にバンクロール構築の例を見ていきましょう。あるプレイヤーの場合、以下のような条件だったとします。
- $1/$2 200NLを60h/週プレイし、$12/hを維持した
- 1時間25ハンドとすると、サンプルサイズは約8万ハンド
- 昔、ステークスを上げた際に、アンダーロールになっていると感じ、ダウンスウィングしたときに厳しいと感じた
- 今、バンクロールが$5000に達したので、$2/$5にステークスを上げるか検討している
このようなプレイヤーへのアドバイス例は以下のようになります。
- 昔、ステークスを上げた時にストレスを経験したため、勝率が低下する可能性が高い
- ステークスを上げるのはまだ早い
- バンクロールが2.5倍になるまで、$1/$2をプレイする方が良い
- プラス、$1/$2⇔ $2/$5 を交互に行いコンフォートレベルを上げたほうがよい。
期待値の管理
最後に、期待値の管理をお話しします。バンクロール管理の最大の課題は、「多くのプレイヤーが、自分に期待しすぎていること」です。例えば、このような経験がないか、思い出してください。
「$10のMTTに参加して、一晩で$10,000になってくれたら嬉しいな~。」
このような幻想を抱いたことがある人は、注意が必要です。このようなプレイヤーは、99.99%の確率で再入金します。したがって、過度の自分への期待はやめましょう。こつこつと利益を積み上げることが大事になってきます。最初は、$10→$11になるだけですが、同じ割合でも、$1000→$1100になると、日給分稼げてますよね。ステークスが上がると、自然と稼げるようになるので、それまではこつこつとバンクロールを増やすことに注力してください。そして、お金を失うことが災害でないことを学びましょう。初心者からプロまで、誰にだって、負けが続くことはあります。大事なことは、明日に、昨日の損失を取り戻せるだけの資金があることです。そうすれば、さらに増やせることができるのですから。