プレイスタイルの分類方法とベスト・プレイ・スタイルの構築|ポーカー
こんにちは。Youtubeでカジノちゃんねるを運営しておりますmuuuuuuと申します。今回は、ポーカーのテキサスホールデムにおけるプレイヤーのプレイスタイルついて解説していきたいと思います。ポーカーは単なるボードゲームでなく、対戦相手の傾向を観察することが必須となります。そこで、今回はポーカーのプレイスタイルから傾向を学び、自分にあったプレイスタイルを身に着けるところまで解説していきたいと思います。意外と知っているようで理解できていない方が多いと思いますので、整理してみました。
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目次
1. プレイスタイルの定義
2. トリッキーかを見極める
3. 攻撃性の重要性
4. ベストプレイスタイル
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プレイスタイルの定義
ポーカーのプレイスタイルを大きく分類すると、以下の4つに分けられます。
- タイト
- ルース
- アグレッシブ
- パッシブ
タイトとルース
タイトなプレイとは、一言でいうと、少数のベストハンドのみでプレイすることを指します。一方で、ルースなプレイとは、さまざまなハンドでプレイすることを指します。要するに、タイトかルースかは、ハンドレンジに依るものだと思ってください。
アグレッシブとパッシブ
アグレッシブなプレイとは、コールよりレイズを好み、チップを危険にさらすことを恐れないプレイを指します。一方で、パッシブなプレイとは、対立をさけ、負けることを恐れるプレイを指します。要するに、アグレッシブとパッシブの違いは、アクションやベットサイズによるものだと思ってください。
相手のプレイスタイルの見分け方
上記で説明したプレイスタイルは、対戦相手を観察することで分類が可能になります。例えば、フォールド回数が多めのプレイヤーはタイトなプレイヤーですし、レイズよりも頻繁にコールをするプレイヤーはパッシブなプレイヤーだと仮説が立てられるのです。
プレイスタイルチャート
プレイスタイルを図に表すと、上記のような分類ができます。このチャートにより、どこら辺に相手と自分が位置するのか、位置関係を明確にすることが可能になります。ポーカー界では、それぞれの象限を以下のように呼びます。
- タイト・アグレッシブ(TAG)
- ルース・アグレッシブ(LAG)
- タイト・パッシブ(The Rock)
- ルース・パッシブ(コーリング・ステーション/フィッシュ)
それでは、ひとつずつ、特徴を見ていきたいと思います。
タイト・アグレッシブ(TAG)
タイト・アグレッシブなプレイヤーは、多くをプレイせず、ベストなスターティングハンドのみでプレイし、 タイト・パッシブに比べ、攻撃的にプレイします。タイト・アグレッシブは、バリューに関係なく効果的なプレイとなることが多いです。つまり、プレッシャーを掛けて、相手を降ろそうとすることから、ほとんどの対戦相手は衝突をさけようとします。このことから、タイト・アグレッシブのことをポーカー界では、「シャーク」と呼んでいます。
ルース・アグレッシブ(LAG)
ルース・アグレッシブなプレイヤーは、ほとんどのフロップで頻繁にベットします。ハンドレンジが非常に広いため、ハンドリーディングやレンジリーディングが難しいです。中には、効果的にプレイする熟練者がおりますので、注意してください。チップを武器に、常に相手に圧力をかけてきます。ルース・アグレッシブなプレイを極端にしてしまうと、「マニアック」と呼ばれてしまいます。言い換えると、「クレイジー野郎」といったところでしょう。しかし、マニアックなプレイは、ハンドに対しオーバープレイしがちなので、長期的に搾取されてしまいます。何事にも、やりすぎは注意してください。
タイト・パッシブ(The Rock)
タイト・パッシブなプレイヤーは、好きなハンドでプリフロップをコールする傾向があります。非常にタイトにプレイするので、プレイすると他の全員にフォールドされてしまうことがあります。したがって、良いハンドを持っていても稼ぎにくい特徴があります。また、タイト・パッシブなプレイヤーをブラフで降ろすのは、非常に簡単です。ボードにAが落ちれば頻繁にフォールドするからです。タイト・パッシブなプレイヤーは、岩に例えられて、「The Rock」と呼ばれます。
ルース・パッシブ(コーリング・ステーション/フィッシュ)
ルース・パッシブなプレイヤーは、たくさんのポットに参加するのを好みます。また、ヒットすれば残りますが、ブラフで攻撃的になることはないです。したがって、コーリング・ステーションやフィッシュと呼ばれております。日本語で言う、「カモ」にあたる言葉になります。ルース・パッシブなプレイヤーと同卓したら、ラッキーだと思いましょう。マイクロ・ステークスには、フィッシュがたくさんおり、直ぐに発見されて標的になりますので、注意してください。余談ですが、フィッシュの定義を「弱い」という意味で使うプレイヤーを動画のコメント欄で頻繁に見かけますが、定義からして間違った使い方なので、軽率な発言は辞めたほうが賢明です。知識が浅いことを露呈しております(逆にフィッシュと思われても仕方ありません)。
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トリッキーかを見極める
プレイスタイルの分類を理解することができたら、次は相手がトリッキーかを見極めましょう。なぜなら、分類したプレイスタイルに必ずしも全員が当てはまるとは限らないからです。次に必要な軸は、相手がトリッキーかストレートフォワードかを見極めることです。
- トリッキー
- ストレートフォワード
トリッキーかストレートフォワードか
トリッキーとは、ひねったプレイをしてくるようなことを指し、ストレートフォワードとは、率直で素直なプレイをすることを指します。例えば、タイト・アグレッシブなプレイヤーがプリフロップでアーリーポジションからレイズしたとします。彼がストレートフォワードなタイプであれば、彼のハンドはプレミアムハンドであると予測できます。しかし、もし彼がトリッキーであった場合、彼のハンドはブロードウェイかAXのスーテッドあたりになってくるでしょう。トリッキーなプレイヤーはテーブルをかく乱させるために、しばしばこのようなプレイをします。重要なことは、相手をしっかりと観察することです。つまり、相手の傾向を掴み、性格やタイプに基づいて、どのようなプレイをするか理解する必要があります。これにより、意思決定がはるかに簡単になり、収益性が高まります。
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攻撃性の重要性
ポーカーは攻撃性が重要となるゲームで、特にノーリミット・ホールデムの場合はより重要度が増してきます。アグレッシブにプレイしたくない人は、勝つことに期待しないほうがよいとまで言えます。よって、ノーリミット・ホールデムでは、アグレッシブなプレイスタイルが不可欠となります。ただし、例外はもちろんあります。例えば、プリフロップでプレミアムハンドをコールすることや、フロップで強いハンドをチェックコールすることが良い場合があります。アグレッシブなプレイヤーでもこのようなプレイをすることがあり、チェックトラップで相手をかく乱することも戦略の一つです。この行為とタイト・パッシブの大きな違いは、プレイスタイルをミックスしていることです。パッシブなスタイルの最大の欠点は、ポットを獲得する方法が一つしかないということです。つまり、ベストハンドで勝つ方法のみなのです。一方で、アグレッシブなスタイルは、ベストハンドで勝つ方法と、相手を降ろして勝つ方法の2通りでポットを獲得することができます。したがって、攻撃性は重要なのです。ポーカーの古い格言でも、以下のようなものがあります。
Scared money never wins. (怯えている金は、決して勝てない。)
ポーカーの格言
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ベストプレイスタイル
これまで、プレイスタイルや攻撃の重要性について、話してきました。では、ベストなプレイスタイルはどれなのでしょうか。
初心者の場合
初心者の方は、タイト・アグレッシブをプレイしてください。タイト・アグレッシブは、堅く勝てますし、我慢強さと教訓を得ることができるでしょう。また、タイト・アグレッシブは、ポーカーのデフォルトのプレイスタイルです。多くのプレイヤーは、ステークスを上げた時や、調子を取り戻したいときには、タイト・アグレッシブに切り替えます。
中級者の場合
あなたのベストプレイスタイルは、このタイト・アグレッシブを習得したうえで、自身の性格にあったプレイスタイルを選ぶべきです。いきなり、マニアックなプレイをしても、型ができていないため、搾取されるだけです。そして、プレイスタイルは、実際、テーブルから離れたところで形成されやすいです。日常生活や性格が大事になってくるのです。
上級者の場合
最高のプレイスタイルとは、テーブルとゲームの状況によってプレイスタイルを調整できることです。タイトなテーブルにはルースに、ルースなテーブルにはタイトにプレイしましょう。常に、テーブルとゲームの条件、プレイヤーに注意し、必要に応じてプレイスタイルを変えることが、良いプレイヤーの条件なのです。
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