AIによるプリフロップ分析

ポーカー 基本戦略

こんにちは。Youtubeでカジノちゃんねるを運営しておりますmuuuuuuと申します。現在のポーカーでは、人工知能の助けなしには、プレイできません。それほどポーカーとAIは、切っても切れない関係となっております。そこで、今回の記事では最も有名な、ポーカーの解析ソフトのひとつである、PokerSnowieのプリフロップアドバイザーの使い方をご紹介いたします。プリフロップのスターティングレンジを間違えると、ポストフロップで大きな影響を及ぼします。まだプリフロップのスターティングハンドを覚えていない方は、是非最後までご覧ください。

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目次

1. プリフロップアドバイザーとは

2. ポジションとオープンレンジ

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プリフロップアドバイザーとは

プリフロップアドバイザーとは、一言でいうと、「ディールされたあなたのハンドは、プリフロップでどのようにアクションすることが最適か」を教えてくれる、大変ありがたいツールになります。最適解は、人工知能によってたくさんのデータと計算処理で導き出されております。計算のベースとなっている概念はGTO戦略と呼ばれるものです。GTO戦略がわからない方は、以下の動画をご参考ください。

現在、ポーカー界では多くの解析ソフトが台頭しておりますが、そのうち最もポピュラーなものがPokerSnowieです。解析ソフト自体は有料ですが、プリフロップアドバイザーのみのご利用は無料で使えます。スマホのアプリよりダウンロードすることができますので、是非インストールしてみてください(リンク)。

プリフロップアドバイザーで分析できること

PokerSnowieのプリフロップアドバイザーで、分析できることは以下の5点です。

  • オープンレンジ
  • オープンレイズに直面したときのレンジ
  • 3-betに直面したときのレンジ
  • 4-betレンジに直面したときのレンジ
  • ブラインドからのスクイーズレンジ

オープンレンジとは

オープンとは、最初にコール/レイズをするアクションを指します。プリフロップでは、ブラインドベットはオープンに含まれないので、ブラインド以降にコール/レイズしたアクションをオープンと呼びます。また、レンジとは、一言でいうと、「ハンド群」のことです。将棋では、相手が動かした駒が何かわかるのに対し、テキサスホールデムは、相手のハンドを特定することは不可能です(この場合、将棋を完全情報ゲーム、テキサスホールデムを非完全情報ゲームと呼びます)。したがって、相手が持ちうるハンド群を絞りながらプレイしていきます。つまり、オープンレンジとは、オープンをすべきハンドの候補を指すのです。オープンレンジの分析をするときは、プリフロップアドバイザーの「OPEN POSITON」をタップしてください。

オープンレイズに直面したときのレンジ

「オープンレイズに直面したときのレンジ」とは、プリフロップにて、対戦相手がオープンレイズをしたときに、あなたのハンドはどのようなアクションをすべきかを示してくれるレンジになります。オープンレイズに直面したときのレンジを分析したい場合は、「FACING A RAISE」をタップしてください。

3-betに直面したときのレンジ

3-betとは、ブラインドを1-betとすると、オープンレイズ(2-bet)に対するリレイズ(3-bet)のことを指します。ポストフロップでも使われますが、主に、プリフロップで頻繁に発生します。その3-betに直面したときに見るべきレンジ表は、「FACING 3-BET AFTER MY RAISE」をタップしてください。自身のオープンレイズに対し、3-betが飛んできたとき、どうアクションしたらよいのかがわかります。

4-betレンジに直面したときのレンジ

4-betは、3-betに対するリレイズのことです。 その4-betに直面したときに見るべきレンジ表は、「FACING 4-BET AFTER MY 3-BET」をタップしてください。自身の3-betに対し、4-betが飛んできたとき、どうアクションしたらよいのかがわかります。

ブラインドからのスクイーズレンジ

スクイーズの説明は、過去の記事をご参考ください。ブラインドからスクイーズするときのレンジ表は、「SQUEEZE FROM THE BLINDS」をタップするとご覧になれます。

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レンジ表の見方

スーテッドとオフスート

プリフロップアドバイザーでは、13×13のチャートを使用しております。これをレンジ表と呼んでいます。レンジ表の左斜めの対角線より上側はスーテッド(suited)のハンドを、下側はオフスート(off-suit)のハンドを表しております。スーテッドとは、ハンドの”柄が同じ”を意味し、オフスートはハンドの”柄が異なる”という意味です。

アクションとベットサイズ

レンジ表には6種類のアクションパターンがあります。

  • 緑:レイズ
  • 黄色:コール
  • 黄色と数字:基本コール、一部で数字の頻度でレイズ
  • 白:フォールド
  • 白と数字:基本フォールド、一部でブラフレイズ
  • グレー:レンジ外

上記のアクションパターンのように、レンジ表は色と数字で表されております。数字は頻度を表しているため、数回に一回はアクションを変える必要があります。もちろん、人間はそこまで記憶することはできないので、なんとなく覚えておけばよいです。

また、最適なベットサイズが推奨されております。レンジ表の左上に「BEST RAISE SIZE 1 POT」と記載されているのがわかります。これは、「レイズをするのであれば、1ポットのサイズがいいですよ」という意味です。ベットサイズによって、レンジ表は異なるので、ベットサイズにも気を付けるようにしましょう。

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ポジションとオープンレンジ

レンジ表は、ポジション毎に異なります。それぞれのレンジ表の特徴を簡単に説明していきます。各ポジションの名称については、過去記事をご参考ください。

UTG

UTGのオープンレンジは、コールがなく、レイズかフォールドになります。レイズレンジは、大きく分けて、以下の3つに分解されます。

  • ①スーテッドのAX
  • ②ブロードウェイ
  • ③スモール・ミドルペア

①は、綺麗に一直線にレイズレンジが現れます。アーリーポジション独特のレンジです。すなわち、UTGがレイズをすると、結構な確率でAを持っている可能性が高いです。UTGのレイズに付いていく際、ボードにAが落ちたら慎重になりましょう。

②は、KTo, QTo, JToを除くすべてのブロードウェイがレイズ可能となっております。したがって、 UTGのレイズに付いていく際、ボードにAハイストレートが完成しそうなら慎重になりましょう。

③は、55からTTまでのポケットペアになります。逆に言えば、22, 33, 44は、UTGでレイズしてはいけないので、ご注意ください。3-betされたらコールできないので、私なら喜んで降ります。

MP

MPのオープンレンジは、UTGとほとんど一緒です。追記されたエリアは、ざっくり以下の3つになります。

  • ①ブロードウェイ追加
  • ②スモールペア追加
  • ③スーコネ追加

①は、KToとQToが追加されました。ただし、コールはできません。JToは依然として、フォールド対象です。

②は、33, 44が追加になりました。ただし、コールはできません。ブラフハンドとして効果を発揮することでしょう。

③は、98s, 65sが追加されました。MPからスーコネがレイズ可能となります。ボードがハイカードのときは、ブロードウェイのブラフで使え、ミドル・ローカードのときは、フラッシュやストレートのセミブラフ等で使えることでしょう。

 

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CO

COのオープンレンジは、MPに比べ、追記されたエリアは、ざっくり以下の5つになります。

  • ①ブローウェイ追加
  • ②スモールペア追加
  • ③スーコネ追加
  • ④ギャッパー追加
  • ⑤ハイカード+スーテッド追加

①は、JToが追加になりました。これで、ブロードウェイがすべてそろいました。

②は、22が追加になりました。ポケットはすべてレイズになりました。

③は、スーコネが、54s, 76s, 87sが追加になりました。投機的なハンドでプレイ可能です。

④は、上位の1 ギャッパーが入ってきました。

⑤は、ハイカードとスーテッドのハンドがプレイ可能になりました。ストレートになりずらいですが、ハイフラッシュが狙えます。

BTN

BTNのオープンレンジは、COに比べ、追記されたエリアは、ざっくり以下の4つになります。

  • ①AXo追加
  • ②ミドルギャッパー追加
  • ③ハイカード+スーコネ追加
  • ④K9o, Q9o, J9o, T9o追加

①は、オフスートでもAさえもっていれば、A4oからレイズが可能となりました。ポジションが有利なため、レイズレンジも広がっております。

②は、COにはなかった、ミドルギャッパーが追加になりました。

③は、ハイカードとスーテッドのプレイ範囲が広がりました。特に、K2sまでプレイ可能であることが特徴的です。

④は、ハイカードと9のオフスートのハンドがプレイ可能になりました。ハイカードとミドルカードのペアを狙います。

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SB

SBのレンジ表は、他のと全く異なります。なぜならブラインドベットをすでに支払っているうえに、後ろにBBしかいないためです。リスクを取って、レイズをしましょう。コールレンジが広い印象ですが、基本的にばらけているため覚えられません。したがって、レイズを優先し、スチールを積極的に狙いに行きましょう。基本的に、迷ったらレイズをすると良いと思います。

以上、PokerSnowieのオープンレンジの解説でした。ざっくり覚えるだけでも違いますので、オープンレンジは、定期的に見直しましょう。その他の以下の機能については、King会員にて実践形式でご説明しております。King会員に興味ある方は、こちらをご覧ください。

  • オープンレイズに直面したときのレンジ
  • 3-betに直面したときのレンジ
  • 4-betレンジに直面したときのレンジ
  • ブラインドからのスクイーズレンジ

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