ノーリミットホールデムにおけるゲームの流れ
こんにちは。Youtubeでカジノちゃんねるを運営しておりますmuuuuuuと申します。今回は、ノーリミット・ホールデムにおけるゲームの手順について記事を作成しました。説明もようやくノーリミットホールデムっぽくなってきました。ポーカーを学んでいくうえで非常に重要になってきますので、カジノちゃんねるのサイトでもピックアップいたしました。是非、ご覧ください。
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目次
１. ハンドとボード
2. チップを賭けるタイミング
3. 各種ボタンの説明
4. アクションの種類
5. ゲームの流れ
ハンドとボード
ノーリミットホールデム（テキサスホールデム）では、各プレイヤーに配られるハンドは2枚しかありません。その代わりに、ボード(コミュニティカード)といって、すべてのプレイヤーが共有して利用できるカードが表向きでディールされます。つまり、ボードの5枚のカードと自身のハンド2枚の計7枚のカードから強い役を作って競い合うというゲームになります。
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チップを賭けるタイミング
ノーリミットホールデムでは、チップを賭けるタイミングが最大4回あります。それぞれのフェーズをストリートといいます。 各ストリートには名前がついており、順にプリフロップ、フロップ、ターン、リバーと呼びます。これからポーカーを学んでいくには、必須の用語になりますので、覚えましょう。そして、賭けのタイミングを「最大」と表現した理由は、プレイヤー間で各ストリート毎にチップを吊り上げるなどの駆け引きが行われるので、リバーまでにチップを支払うプレイヤーがいなくなれば、自動的に最後にチップの額を吊り上げたプレイヤーが勝利となります。つまり、すべてのストリートをプレイする必要があるわけではありません。これが、駆け引きのゲーム性を高めているといっても過言ではないです。 具体的なプレイの流れは後ほどご紹介します。
各種ボタンの説明
ノーリミットホールデムでは、誰から始めるかが重要になってきます。その基準として用いられるのが、3つのボタンです。特に重要なのが、ディーラーボタンと呼ばれるものです。このボタンはディーラーの役割をするわけでなく、ディーラーボタンが置かれている位置の人は、ポストフロップ（プリフロップ以降のストリート）で最後にアクションができることになります。ポーカーでは、最後にアクションができるほど、有利になります。なぜなら、全員のアクションをみてから判断できるからです。ディーラーボタンは、1ラウンド毎に時計回りに動きます。また、ディーラーボタンの時計回りにひとつ隣の人をスモールブラインドと呼びます。この位置にいるプレイヤーはゲームが始まる前に強制的にチップを支払わなければなりません。さらに、ひとつ隣の人をビッグブラインドと呼びます。この位置にいるプレイヤーは、スモールボタンのプレイヤーが強制的に支払っている額の２倍の額(2倍でないときもある)を支払わなければなりません。このように強制的にベットが支払われることによって、プリフロップ以降、無料でボードのカードを見れない仕組みになっております。これらの状況を示したものが下図になります。
一般的に、ディーラーボタンはボタン・BTNと表現され、スモールブラインドボタンや、ビッグブラインドボタンは置かれません。3つもボタンを動かすのは面倒だからです。
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アクションの種類
プレイヤーは、自分の番が回ってきたら、上記のいずれかのアクションをしなければなりません。最初にチップを賭けることをベットと呼び、それと同額のチップを賭けることをコールと呼びます。さらにチップを上乗せして賭けることをレイズと呼びます。チェックは、1枚もチップを賭けずにパスをすることができますが、自分より前のプレイヤーがベットしている場合はチェックすることはできません。よく初心者が間違えてチェックをしてしまいますので、注意してください。1枚もチップを支払いたくないような弱いハンドであったら、ゲームから降りることができます。これを、フォールドもしくはダウンと呼びます。
ゲームの流れ
プリフロップ
さて、チップを賭けるタイミングと、ボタン、アクションの説明を理解したら、次はゲームの流れを理解しましょう。上図のように、プリフロップであなたはSB（スモールブラインド）でAさんはBB（ビッグブラインド）のため、強制ベットをそれぞれ、50と100を支払っております。そのため、最初のアクションをするのはBさんです。Bさんはハンドを確認し、このゲームに参加することにしました。アクションはコールにとどめたとします。コールの金額は前のベット額と同じ額のため、100を支払います。次のアクションする人はJさんです。Jさんもコールし、100を支払ったとします。
次のアクションはあなたの番です。あなたはすでに50を支払っているため、このゲームに参加するためには、あと50を支払えば参加できます。よって、50を追加し、トータルで100を支払いコールしました。最後のアクションはAさんです。Aさんはすでに100を支払っており、自分より前のプレイヤーと同額のチップを支払っていることからチェックが可能です。レイズをすることもできますが、チェックを選択し、プリフロップは終わりました。
フロップ
フロップのカードがディールされました。A♡8♠6♠です。フロップからはSBからアクションが始まります。あなたはAを持っていないので、他のプレイヤーがAを持っていないか確認するために、チェックをしました。チェックが可能なのは、あなたが最初にアクションするため、まだ誰もベットしていないからです。
次にAさんがベット100を選択しました。Bさんもコール、Jさんもコールした場合、再度あなたにゲームに参加するかアクションが回ってきます。あなたはAさんがAを持っていそうだと確認できたうえに、あと1枚ボードに♠が落ちればフラッシュが完成するため逆転も可能なため、コールを選択しました。フロップはここで終わり、ターンに進みます。
ターン
ターンのカードは4♠です。あなたは、フラッシュを完成しました。よって、あなたはベット500を選択しました。
しかし、誰もフォールドせずに、Aさん、Bさん、Jさんはコールを選択し、ターンを終えました。次は、リバーになります。全員何かしらの役を持っていそうです。
リバー
リバーのカードはA♠です。あなたは、K♠を持っているので、フラッシュのなかで一番強い役です。よって、あなたは全財産1500を賭け、勝負にでます。これをオールインと呼びます。オールインもベットの一種です。
すると、Aさん、Bさん、Jさんすべてのプレイヤーがオールインに対しコールをしてしまいました。全員強気です。何の役を完成しているのでしょうか。そこで、この時点でショーダウン(Show Down)といって自分らのカードを見せ合う必要があり、ここで答え合わせをします。
ショーダウン
ショーダウンの結果、Aさんは8のフルハウス、BさんはAのフルハウス、Jさんは8ハイストレート・フラッシュでした。この場合、チョップはないため、Jさんがすべての掛け金を独り占めします。4人分の全チップを独り占めするということです。実際にはここまで強い役が揃うことはめったにないことですが、これは映画「007 カジノロワイヤル」のワンシーンとなったシナリオです。ノーリミットホールデムを使って、ジェームス・ボンドが核心に迫っていく、ハラハラドキドキの面白い映画なので、ご興味がありましたら、ご覧になってください。
